皆さんがこれまでにご覧になった映画・・・に関する記事
質問
皆さんがこれまでにご覧になった映画の中で、「湖」が印象的な作品を上げるとしたら何になりますか。私の場合、「荒野のストレンジャー」(クリント・イーストウッド監督)1972年です。復讐のために帰ってくる無法者兄弟を迎え撃つために、町の人々が雇った無宿者(クリント・イーストウッド)は、かつて彼らがなぶり殺しを許した保安官そっくりの男でした。町の娘を手籠めにしたりとやりたい放題の男は、無法者たちが町に入る前日、町のすべての建物を赤く塗らせ、広場に大きなテーブルを出してパーティーの用意をさせると、助手の小人にすべてを任せて姿を消してしまいます。町に到着した無法者兄弟の嫌がらせに人々は為す術もありませんが、そんな兄弟もかつて彼らが保安官を殺したときのように、無宿者によって鞭で次々と殺されてしまいます。名無しの墓だったかつての保安官の墓に「ジム・ダンカン」という名を刻んだ小人の助手が名を尋ねると、「よく知ってるはずだ」と無宿者は答え、馬に乗って立ち去りやがて姿を消してしまいます。不吉な赤色に塗られた街並み(特に教会)が、貫ける様な青空とそれを映す澄んだ湖に良く映え印象的でした。
回答
☆『スウィート ヒアアフター』アトム・エゴヤン監督の、ミステリアスで静かな上にも実はかなりショッキングな内容の人間ドラマ。カナダのとある雪に包まれたスモール・タウンでスクールバスの事故が発生し、少女一人以外の乗車していた子供たち全員が湖の底に沈んでしまう。集団訴訟を呼びかけるために街から訪れた弁護士は、唯一の生存者である少女と被害者遺族たちが、何らかの秘密を隠し抱いているのではないかと疑うことになる。ドイツの童話『ハーメルンの笛吹き』がメタファーとして効果的に用いられているのが印象的。人間の欲情が生々しく語られていくのだが、白い雪で冷たく閉ざされた空間がその不義不徳を包み込んで緩和してしまうのだ。特筆すべきは終盤に登場するスクールバスの事故シーンである。並の映画ならば、カメラを複数台使い、スローを交えたりしてもっと大袈裟に撮っていただろう。しかし本作では、あまりの潔いカメラワークと編集に思わず舌を巻いてしまった。崖から転落したスクールバスが画面横から凍った湖面に滑り込んでくるのを、カメラは遠方から捉えたままなのである。バスは湖面で止まったと思ったのも束の間、重みで氷は裂け、あっという間に湖の中に飲み込まれていくのだった。胸が詰まります。☆『黄昏』(1981 原題 “On Golden Pond”)これは私が密かに (別に隠す必要はないが) 好きな一篇。Pondだから池なのだろうが、映画を観る限りLake (湖) といって差しつかえあるまい。湖畔の別荘に、毎年避暑に訪れる老夫婦。その娘とフィアンセの連れ子たちの交流を描いた作品。内容的にはいささか出来すぎのお話ではあるが、実生活で確執のあった父親(ノーマン)役のヘンリー・フォンダと娘(チェルシー)役のジェーン・フォンダは、作品の中でも外でも和解するのに成功する。チェルシーのフィアンセの連れ子であるビリーは、無愛想で嫌みな爺さんのノーマンを初めこそ避けてはいたものの、釣りの手ほどきなどを受けて、いつしか実の祖父と孫のように睦まじい関係を築いていく。湖の主だという鱒にはチェルシーの前夫の名前が付けられていて、釣りにもいっそうの熱が籠もるのだ。「老い」と「家族の絆」もテーマになっているが、湖という舞台を実に有効に利用していて、もう一つの主役といった存在に位置づけられている。前述の鱒釣りを軸として、そのボートの座礁と二人のちょっとした遭難劇があったり、エセルの救助(ヘップバーン体当たりの演技!)、ビリーのモーターボートでの快走、果てはチェルシーの逆さ宙返り飛び込みといった具合に。ラスト秋が深まって、湖に別れを告げる老夫婦の表情が実に暖かく穏やかでいい。まさに「黄金色の池の上に(On Golden Pond)」いるような状態で、余韻がいつまでも長く緒を引くのでした。感涙。☆『ルパン三世/カリオストロの城』今日、子供と久しぶりに観ました。今改めて観ると、作画技術的にまだ未熟な感じは否めませんでしたが、やっぱり面白い映画であることは確かです。舞台のカリオストロ公国は、リヒテンシュタイン公国がモデルだといわれていますが、あの城や立地条件はむしろドイツのノイシュバンシュタイン城に酷似していますね。さて、ここでも印象的な湖が出てきました。隠された財宝が、まさか湖の下に沈んでいたなんて…。神秘。
出典:Yahoo!知恵袋
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